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やけどの治療。それでいいの?

STEP1

やけどをしたら、慌てずにまず冷やすことです。冷やすことにより痛みと炎症を抑え、やけどが悪化することを防げますのでとても重要です。アイスノンで冷やすのが有効ですが、小児では低体温に注意しましょう。また広い面積(例えば腕1本分くらい)のやけどの場合はすぐに病院を受診しましょう。

STEP2

次のステップは感染を起こさせないことです。感染を起こすと傷が深くなり治りにくくなります。専門医での治療をお勧めします。
これで傷がふさがったら終わり…ではないのです!
おおむねこれで治療を終了されることが多いのですが、少し深いやけどや関節にかかるやけどは後で傷が目立ったり、関節の動きが悪くなること(瘢痕・ケロイド)があります。
実はここから先が重要なのです。そこで…

STEP3

専門医で傷あとや瘢痕・ケロイド予防の治療をしてもらいましょう。
初期のうちに少しでも後遺症が残らないようにしておくことが大切です。
飲み薬や外用剤などの治療がありますので専門医に相談して下さい。